こんにちは、室町諭です。
あなたがもし商売をしているのなら、
「いい商品なのに売れない」なんて経験、ありませんか?
たくさんの時間と労力、開発費を投じて製作した商品が
日の目を見ないのは残念なことですし、
開発費もペイできないとなると、企画自体が失敗に終わり、
損失を被ることになってしまいます。
では、「いい商品なのに売れない」理由は何処にあるのでしょうか?
その理由を理解し、改善することができたら、
「売れない商品」を「大ヒット商品」に変えることが
できるかもしれません。
Webや仕事で売れるはずの商品が売れない!
売れる商品と売れない商品の差
「売れる商品≠素晴らしい商品」という事実
あなたの周りのマーケットを見渡してみてください。
世の中で売れている商品は日本一の商品でしょうか?
マクドナルドのハンバーガーは日本一美味いハンバーガーでしょうか?
スターバックスのコーヒーは日本一美味しいコーヒーでしょうか?
ユニクロのヒートテックやフリースは日本一の品質でしょうか?
あまりはっきりとはいえませんが、
必ずしもそうとは言えませんよね。
実は、3社の商品が売れている理由は
扱っている商品以外のところにあります。
例えば、スターバックスはコーヒーだけを売っているのではありません。
「都会的な雰囲気のあるオシャレな空間でコーヒーを飲み時間を過ごす」
というパッケージを売っているのです。
そして、そのパッケージがそれを求めている人に見ごとにハマり、
成功しています。
つまり言い換えれば、商品ではなく、訴求方法なのです。
もし、あなたが「いい商品を作れば売れる」と思っているのなら、
その考え方を修正する必要があります。
なぜなら、あなたの商品を「売れる商品」にするためには、
「いい商品」を作ることよりも「誰に売るか」を決めるほうが
重要だからです。
そもそも、いくら自己評価の高い素晴らしい商品を作ったとしても
それは自己評価なのですから、
それがお客さんの求めている理想の商品とは限りません。
また、その商品を売り出すマーケット(市場)に
買ってくれるお客さんがいないことだって考えられます。
そうなっては、売れるわけがありませんよね。
なので、大切なことは「誰に売るか」です。
つまり確実に売れるお客さんがいる狙ったマーケット(市場)に
出せる商品を作ることが重要なのです。
自分の売るべき商品が既にある人は、
その商品を喉から手が出るほど欲しいと思うであろう人が
世の中にいるのかどうか?
またそういう人がどれくらいいるのかなどを
Webやいろいろなものから調べる必要があります。
もし、その商品を欲しいと思うであろう人が見当たらなければ、
売るべき相手がいないので、いくらいい商品でも全く売れません。
反対に欲しがるお客さんがいて、その欲求がニッチなものであり、
そのニッチさが強ければ強いほど確実に商品はヒットします。
Webや仕事で売れるはずの商品が売れない!
売れる商品と売れない商品の差
マーケット(売るべき相手)の選び方
人が集まる人気の高い、もしくは欲求の多いマーケット(市場)には
お客さんも多いのですが、競合他社も多くなるのは当たり前です。
ましてやそのマーケットに新規参入をするのなら、
以前から参入している他社のほうがあらゆる面で先を行っているでしょうし、
既に多くの顧客を獲得しているのが普通です。
そんな会社とまともにやり合っても勝つ確率は低いですよね。
ただ、ここで大切なことは、
勝つことではなく、確実に売れることです。
たくさんのお客さんがいるマーケットということは、
お客さんの商品に求めるものもそれだけいろいろあるということです。
その欲求に注目してみると、
他社の商品では満たされない人もいるのです。
そのようなニッチな欲求が分かれば戦略も見えてきます。
ここから先、必要なことは、「ブランディング」や「独自性」です。
「ブランディング」についてはこちらの2記事をご覧ください↓
売り上げはこれで上がる!ブランディングをやらないとえらいことになる?
会社にブランディングは必要なのか?市場で生き残り勝者になるための方法
Webや仕事で売れるはずの商品が売れない!
売れる商品と売れない商品の差
「独自性」について
あなたの商品に他社にない特徴があって、
その特徴を求める人が確実にいるのなら、
その人に向かってその「独自性」を強調し、
欲求が満たされることが分かってもらえれば、
確実に販売へと結び付けることができます。
他社では提供できないサービスなどの
オファーでも「独自性」が出せます。
もちろん、その「独自性」は顧客が求めるものでなければ意味がありませんし、
他社が真似できない強烈なものでなければなりません。
Webや仕事で売れるはずの商品が売れない!
売れる商品と売れない商品の差
まとめ
「いい商品は売れる」というのは幻想の場合が多いです。
単なる売る側の思い込みなのです。
もちろん、売れるためには「いい商品」であることは
大前提ではあります。
ただ、いい商品だからといって100%売れるとは限らないのです。
売るためには、
自分が商品にほれ込むのではなく、
お客さんに商品にほれ込んでもらうことが必要です。
「お客さんの役に立つ商品」=「売れる商品」です。
今回参考にした本はこちらです↓
室町諭
*ビジネスを成功させる秘訣とは?↓
ビジネスで成功する秘訣とは?成功してる人が売ってるものはなに?
*リーダーの資質について書きました↓
部下がついてくるリーダーになるための条件とは?チームを成功させる秘訣
*ストレスを和らげる呼吸法について書きました。
ストレスがなくてもぐっすり眠りたい方は参考にしてください↓