ブランディングを分かりやすく説明。スルーしがちな最初に決める重要事項

マーケティング

ブランディングは自社の商品やサービスを販売するために、

非常に有効な手法です。

且つ売り上げを安定させるという理想的な結果ももたらします。

 

ブランディング戦略を意識してやっているかどうかは別として、

様々な企業が自社の商品やサービスのブランディングを試みていますよね。

 

さて、あなたの会社のブランディングは、上手くいっているでしょうか?

「ブランディングを早くして、他社との差別化を図り、一歩でも先行したい」

と思うあまりに、その手法や効果にばかり気をとられてはいないでしょうか?

 

今回は、ブランディング戦略において

押さえておくべき基本的なポイントについてお話しします。

 

 

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ブランディングを分かりやすく説明

スルーしがちな最初に決める重要事項

 

ブランディングを分かりやすく言うと…

 

 

ブランディングとは、「自社の商品やサービス、企業イメージを

消費者にどう認識してもらうかを決めて、それを内外に向けて表現する」

ということです。

ポジショニングに通じる意味があります。

 

ポジショニングはマーケット(市場)における”自社の位置決め”です。

ポジショニングについてはこちらの記事を参考にしてください↓

マーケティング戦略の基本的ファクター、ポジショニングの必要性

 

ブランディングというと”ブランド”という言葉から想像して、

私たち日本人は高級なイメージを持ってしまいがちですが、

決して「商品を高級品にしろ!」という意味ではありません。

 

「自社商品やサービス、また企業イメージを

消費者にどう認識してもらうかを決める」のが

ブランディングなのですから、

値段の高価なものだけがブランディングすることには

当てはまりません。

 

「高価格商品=価値がある物」ではありませんよね。

値段が安いものでも、

その商品にしかない特徴を心から求めているある特定の人からすれば、

非常に価値がある物なのです。

 

マクドナルドはスマイル=0円です。

でもスマイルは0円だけど、価値がある物ですよね。

つまり、「消費者から見てどこに価値を見出すのか?」が重要なのです。

 

ガリガリ君は70円、チロルチョコは10円(コンビニはサイズが大きめで20円)

という値段設定ですが、それがブランディングで成功している理由でもあります。

 

ブランディングでゴールを決める時は、

ある特定の消費者にとって何が価値があるのか?を考えます。

その価値がニッチなもので、その特定の人の心に突き刺さるモノであれば、

それは大成功につながる価値が見つかったと言えます。

 

 

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ブランディングを分かりやすく説明

スルーしがちな最初に決める重要事項

 

ブランディングを成功させるには?

 

 

ブランディングを成功させるために不可欠な、最初に決めることは、

1.「消費者にどう認識してもらうのか」というゴール
2.「いつまでに達成するのか?」という期限

です。

 

1.「消費者にどう認識してもらうのか」というゴール

 

ゴールを決めることはブランディングにおいて最も重要なことと

言っていいでしょう。

 

ゴールの設定を曖昧にしていると、

商品やサービス、自社のイメージも曖昧なものになってしまい、

ブランディングが不十分なので、効果が出ないまま終わってしまいます。

 

それに、ゴールが分からないと、どこに向かって

何を何の為にやっているのかさえも分からなくなります。

 

しっかりとしたゴールを定めて、

それを社員全員が認識することは非常に重要なことです。

そうすることで、社風や”会社の文化”を作ることが出来、

それは社外への発信、アピールにも繋がります。

 

2.「いつまでに達成するのか?」という期限

 

ゴールが決まったら、いつまでに達成するかという期限も必要です。

いつまでも成果を待って、期限を先延ばしにする訳にはいきません。

 

ブランディングはある一定の成果が出たら、

次の目標へと継続し強化していくプロジェクトでもあります。

段階を決めて、確実に達成、ゴールを目指しましょう。

 

ただ、期限を決めるためには、

ゴールが抽象的な目標では達成できたかどうか分かりにくいものですので、

ゴールを売り上げ目標や店舗数目標など、

数値化することも必要になってきます。

 

また社内に対しては、社風や文化が根付いているかを知る為に、

社員の意識調査アンケートなどを実施するとよいでしょう。

 

 

ブランディングの方法についてはこちらをご覧ください↓

会社のブランディングは必要?市場で生き残り勝者になるための方法

 

 

室町諭

 

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