こんにちは。
セールスコピーライターの室町です。
マインドセット
今回はセールスライティングを学ぶ前に
まずしなければいけない「マインドセット」、
つまり、心構えである
「罪悪感」と「価値提供」についてお話しします。
「なんだ精神論か」
「それはいいからライティングの技術やお金になることを教えてほしいな」
と言う声も聞こえてきそうですね^^:
精神論がどうしても嫌な人は読まないでもかまいませんし、
ぼくもあまり精神論を長々と語りたいとは思いませんが、
どんな仕事でも同じですが、
最終的には心構えやどこに向かって進むべきなのかを分かっていることが、
迷わず前に向いて進んでいける原動力になりますので、
最低限の精神論は大切ということになってきます。
今からお話しすることは、
セールスライティングをしていく上で、
ずっとついてまわることですし、覚えておくといい考え方です。
マインドセットをせずして成功するのは厳しいです。
それでも嫌という人は
セールスライターになるのは最初から諦めたほうがいいです。
表面の技術ばかり身に付けても、
マインドセットなしでは、
セールスライティングのベースになっている考え方を
理解できないので、
セールスライティングのテクニックを使って、
人を惹きつけ、行動させる文章が書けません。
その結果、成果が出ずに途中で投げ出すことになります。
まさに努力も時間も無駄になってしまいます。
セールスライティングは学び始めから、
常に知識の吸収(インプット)と実践(アウトプット)の繰り返しです。
ただ、知識の吸収といっても、難しいものではありません。
本を読んだりするのが邪魔くさい人は
ちょっと時間が掛かるかもしれませんが、
ほぼ誰にでもできることです。
そうはいっても、
時間と労力とそれに伴う精神力は必要です。
貴重な時間と労力を費やすからには、
あなたが絶対に成功できないといけません。
その為には、面倒くさいかもしれませんが、
まず、この記事を読んで、マインドセットをしてください。
前置きが長くなりました。
今回の本題は「罪悪感」と「価値提供」のお話です。
「罪悪感」と「価値提供」
突然ですが、
あなたはセールスされるのって、好きですか?
大抵の人は、あんまり好きじゃないのではないでしょうか?
大嫌いな人もいますよね。
正直いうと、ぼくもかなり苦手です^^
逆に売るほうの立場を考えたら、
なぜか売ることに対して
罪悪感を持ってしまう人が多いようです。
特に、心の優しい人は
「お金儲け=悪」みたいな心境に陥りがちです。
必要もないのに、
「いっぱい買ってもらって、悪いし、これサービスで付けます」
なんていうのも、そういうことの表れかもしれませんね。
日本人は、
「お金を稼ぐと金の亡者みたいでいやしい」
「お金は必要な分だけもらうのが美徳だ」
のような考え方を教育されてきたので、
「お金を儲けること=悪」
みたいな考えが根付いてしまっています。
「なんかいっぱい買ってもらったら、悪いな」
「お金を受け取るのは、気が引けるな」
みたいに思ってしまうんですね。
文章を書いていても、そう思ってしまうと、
自信なさげな文章になってしまって、
言いたいことが読者に伝わらなくなります。
なので、
「お金儲け=悪」という考え方は今すぐ、捨てましょう!
考えてみて下さい。
もしあなたがセールスマンで、あなたが扱う商品が、
・まだ世の中に普及していなくて、
・それを使えば間違いなくその人を幸せにし、
・普及すれば、世の中の為になるもの
だったら、どうですか?
あなたは社会貢献をしようとしているのです。
その商品、売りたいですよね。
世の中の人にその商品を知ってもらいたいですよね。
罪悪感なんてどこにもないはずです。
人はついつい「商品=お金」と考えます。
それも間違ってはいないのですが、
その関係で忘れてはいけないものがあります。
それは「価値」です。
つまり、商品の持っている価値
(その人を幸せな気分にしたり世の中を豊かにしたりする価値)が、
お金という価値と交換されることが、ものを売るということです。
価値提供の代償として
お金をいただくのは当然のことですし、
むしろ価値提供をしたことを誇りに思うべきです。
セールスコピーライターも媒体などのちがいはあっても
ものを売ることはセールスマンと同じです。
ものを売ることはいいことです。
すべては価値提供で世の中のためになることです。
ただし! 注意しておかなければならないことがあります。
セールスライティングは
人の心を操ることができる文章術です。
つまり、何でも売れてしまいます。
これって、危険ですよね。
だから、
胸を張って「世の中に価値提供をしている」と言うためには、
扱う商品はいい商品でないといけません。
セールスライターは、
その商品の価値を正しく伝えなければいけません。
過小評価も、過大評価もしてはいけません。
商品価値以上のことを伝えることは、
あってはならないことで、誇大広告になります。
そんなことをすれば、たとえその時は売れたとしても、
いずれは信用を失い職を失うことになります。
少しでも価値を疑うのであれば、その商品は売ってはいけません。
商品を徹底してリサーチし、
自信と責任を持って勧められる物だけを扱いましょう。
以上、
「罪悪感」と「価値提供」というお話でした。
・売ることは価値提供すること。罪悪感を持たない
・いい商品を扱うこと
この2点はずっと大切なことなので、
しっかり心に刻んで、セールスライティングをしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
室町 諭
☆「価値提供」に関する記事はこちら
⇒「稼ぐために必要なこと」
☆セールスコピーライティングのテクニックは、
「3つの壁」を超えるためのテクニックです。
その「3つの壁」と超える方法を解説します。