サイト運営はキャンプファイヤー
突然ですが、
あなたはキャンプファイヤーをしたことがありますか?
「虫が嫌いだからキャンプはイヤ!」
という人も中にはいるでしょうが、
不思議なもので、
枝や木を燃やして火をおこすと、自然と周りにみんなが集い、
火を見ていると暖かい気持ちになってきます。
そして自然と会話が生まれ、なぜか仲間意識も生まれる場所…
それがキャンプファイヤーのいいところかもしれません。
さて、このキャンプファイアーの作業のステップを
Webコンテンツを作る時に応用すると、
集客できるコンテンツが出来上がります。
「Webサイトで情報発信しているけれどなかなかお客さんが集まらない」
「イマイチ反応が薄い」
と思っている方は、
今実行している手順に抜かりがないか確認してみてください。
キャンプファイヤーの火をおこす手順
まず、キャンプファイヤーで火をおこす手順を思い浮かべてみてください。
キャンプファイヤーで火をおこしたことがない人は想像してみてください。
1.簡単に火が付きそうな小枝(火口)を中心に積み重ねる
2.その小枝をもう少し太めの枝で円錐状に取り囲む
その時、空気が入るように隙間を空けて取り囲むようにする
3.数か所に火をつけ、ゆっくりと火を大きくしていく
*すぐに火が大きくなり過ぎるとその分早く燃え尽きるてしまうので、
ゆっくりと大きくなるようにする
4.火が安定したら、大きい木を入れる
*ここから先はあまり手を掛けなくても大丈夫になる
5.時々木の位置を変えたり、継ぎ足したりして安定を保つ
以上がキャンプファイヤーで火をおこすだいたいの手順です。
これをサイト構築の手順に当てはめてみましょう。
上の*印はサイトを作る上でもポイントになります。
コンテンツを作ってみよう
コンテンツでキャンプファイヤーをする目的は
人を集めてなるべく長く留まってもらえるようなコミュニティー作りです。
あなたのおこしたキャンプファイヤーに集まってくる人を歓迎し、
なるべく長く留まってもらえるようにすることが目的です。
そうすることで、人が人を呼びコミュニティーが出来上がってきます。
さて、そうなる為にまず最初にすることは、小枝集めです。
Webサイト、SNS、動画、同業者、Googleキーワードなどから
火が付きやすそうなコンテンツを集めて自分のサイトに使いましょう。
*言わずもがなですが、
この時他のサイトの記事をコピペしては絶対にいけません。
著作権違反になりますので論外です。
知り得た知識は自分の言葉で書きましょう。
自分のサイトのコンセプトに合っていて、
尚且つ、見た人がシェアしたくなるようなコンテンツ、
その人の役に立つであろうコンテンツを
小枝としてサイトに設置していきます。
火を絶やさないようにする
火がついて燃え始めると、その火を大きくしていきます。
あなたのサイトを知った人のうち、
何人かは幾度か再訪してくれるようになります。
その人たちを大切にするためには、
優れたコンテンツを送り続けることが必要です。
それを続けていくと、どんどん火が大きく成長し、
訪問する人がサイトに親しみを感じるようになり、
コミュニティー意識が生まれてきます。
火を大きくしていく過程で、急に大きくしすぎると
消えてしまうのもその分早くなります。
少しずつ大きくすることで、火もサイトの訪問者数も安定するので、
気を付けましょう。
コミュニティーの生成
ファンクラブのようなコミュニティーを作ることが
強力な財産になります。
これは多くの人に対して門を開くということではなく、
あなたやあなたの会社に強い親しみを
感じてもらっている人に限定したコミュニティーに
することが重要です。
メンバーを限定し ※ブランディング することは、
コミュニティーのメンバーにしてみれば、
優越感がより大きくなったり、あなたやあなたの会社に対して、
より優れたロイヤリティーを感じることでしょう。
またメンバー以外の人の中には「メンバーに入りたい」と
強く願う人も出てくるはずです。
(※ブランディング:相手に商品や自社のことを
どのように思ってもらいたいかを設定し訴求すること)
これで終わりではない
さて、順調に火が燃え続けているのなら、
火を大きくする時ほど手は掛かりません。
かと言って気を抜いてはいけません。
気を抜きすぎると火が絶えてしまいます。
コミュニティーが出来たとしても、それを維持し大きくしていく為には
サイトに幾度となく戻ってきてもらう必要があります。
その為のコンテンツは定期的に発信し続けましょう。
ただし、発信するコンテンツは
常に目新しく興味が湧いてきそうなものであるべきです。
熱い思い
キャンプファイヤーをしていると、心が暖かくなってくるのを感じます。
そして心を少し開けることでコミュニティー意識が生まれやすくなります。
このことはサイトも同じです。
ぼくは昔、セールスをしていましたが、
商品説明やプレゼンテーションが上手くできたからと言って、
必ずしもその商品が売れるとは限りませんでした。
むしろ、熱い思いで一生懸命説明した時のほうが、
かえって売れたという記憶があります。
売れる売れないは別としても、
熱い思いは相手に伝わるものです。
そして、そんな思いは信頼にも繋がるものです。
今回ご紹介した内容をもっと詳しく知りたい方や
本気でお客さんを集めたいと思っている方は
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室町諭